12月キャンプレポート

コーチ アメリコ・ジュマ

 

Check in

12月13日、ナショナルチームの選手たちはブラワヨのハミルトン高校に入った。32名の指名選手のうち仕事で参加できなかった6名を除き26名がキャンプに参加。チェックイン後、選手たちがグランドの準備をした。昼食後ブラッチャーコーチが到着し、キャンプ最初の練習から指導した。初日の練習後、選手たちは宿泊場所であるファウンダー高校へ移動、ブラッチャーコーチによる聖書の勉強後、その日の振り返りをした。

 

Camp Programme 

 ブラッチャーコーチが用意したプログラムに従ってキャンプは進んだ。ウォーミングアップ、打撃練習、ベースランニング、ダブルスチール攻撃、守備中のコミュニケーション、バントカバーと責任、投球・捕球練習等、非常に専門的なプログラムであった。試合形式での練習がシンプルで理解しやすい方法で実施された。数日ですべて修得することは困難だが、選手たちは順応し正確に練習をこなした。さらに上のレベルを目指す練習は首尾よく進んだ。


Team

グランド内外において共に行動している選手たちに一体感が生まれた。選手たちはチームメイトの実力向上に気付き、競争意識が芽生えている。誰をどのポジションにするか見えてきたが、チームの枠があり調整が必要だ。チームが目指しているところはキャンプ毎にレベルを上げることだ。選手たちは互いに敬意を持ち、試合出場を名誉に思っている。

 

Accommodation and Food

 全選手がファウンダー高校に宿泊、安全な施設で、非常に協力的なスタッフが選手たちを支援してくれた。昼食、夕食が用意された。朝食は、モリス会長からキャプテンに託されたお金で購入した。食事係は時間に正確で、食事の質・量ともに満足できるものであった。

 

Last Day of the Camp

最終日は半日。日課の練習を終えた後、2時間試合が行われた。その後、ブラッチャーコーチが持参した用具も含め、ナショナルチーム用のすべての道具を荷造りし、キャンプの総括をした。モリス会長より帰りの旅費が参加者に支給された。ブラッチャーコーチには選手から感謝のクリスマスカードが渡された。続いて表彰式。Nhlopane Ngulubeがチームキャプテンに推挙され、Ryan Matinyarare が最も成長した選手に選ばれた。MVPにはGrant Machikitiが選ばれた。賞品にはブラッチャーコーチからのユニフォームパンツが贈られた。

 

General comment 最後に

 目標の大半を遂行でき、全体的に大変有意義なキャンプとなった。選手たちの意欲も高まり、彼らなりには全力で取り組んだ。しかし選手たちが更に熱心に練習に取り組めるように、激励しなければならない。2018年1月の最終週に次のキャンプが実施できれば、今回と同じ練習を積むことができる。ナショナルチームのキャンプに毎回参加している審判員に審判用具を授与した。Mathew Bandaには審判用上着、紺色帽子、胸当て、マスク、カウンター、ブラシ等、とボールバッグを。Victor Chaimaにはボールバッグ、カウンター、審判用上着、ベルト、審判用靴を。キャンプの参加者、選手全員に感謝し、キャンプが開催できたことを感謝したい。ブラッチャーコーチとご家族に心からお礼を申し上げます。ジンバブエ野球に神の恵みあれ。                              (Coach Americo Juma 22/12/2017)