ジンバブエの動き 2016/8 ~ (モリス、アメリコとのやり取りを中心に)

正岡康子

 

9月 ハラレにて10/20 開催予定のMLBトライアウト(14-17歳)に参加できる水準の選手を探すため、2人のコーチ(ジョン、ワシントン)がジンバブエ国内を回った。

10/17 佐久間氏から寄贈されたボール100個(関東で開催されたU15?世界大会使用球)他、6箱の小包を、モリス、ワシントン、イノセント、ジョン、アメリコへ船便で発送。2017/ 2月に到着すると思われる。

10/19  MLBコーチ3人とアメリコがハラレ空港に到着、モリス出迎え。

10/20  MLBトライアウト開催。モリス曰く「一人でも合格者が出れば、今後とても大きな動機付けになる」

11/15  トライアウトの結果、ハラレ地区の高校生(Ashlone Chibvure)が選ばれた。12月ヨハネスブルグにて開催のMLBエリートキャンプに参加予定。

※トライアウト開催協力に対し、ZBA会長モリスは、ウガンダでのMLB主催 野球協会長会議に招待された。旅費、滞在費すべてMLB側負担。MLBの意図、計画を知る良い機会であり、またアフリカ各国の代表者との交流もできる。

10/27  トライアウト関連への補助として送金;モリスへ 515.41ドル

11/2   モリス、大学の仕事関連でマラウィへの出張後、帰国。上記送金を受領。

11/16  12月中旬にDream Cup開催を計画していたが、各地区からの参加申し込みが不調だったので、今回は「チーム管理者」「審判」養成を目指す企画に変更を検討中。※別紙;12/24 財政支援を希望

12/4-15  MLBエリートキャンプ(ヨハネスブルグ)。各地のトライアウトより選ばれた選手40名参加(内訳:南ア3名、ウガンダ4名、ナイジェリア1名、ジンバブエ1名他)

※写真;Ashloneとアメリコ

12/11-17  MLBエリートキャンプにコーチ16名参加(南ア、ジンバブエ、ウガンダ、ケニヤ、タンザニア、ナイジェリアの6か国から)

MLB、クラブチーム、大学などのスカウト陣に選手を見てもらえる。選手たちにはステップアップへのビッグチャンスとなる。

12/9  ウガンダにてMLB主催の代表者会議にモリスが参加。

(その他伊藤補筆)

・アメリココーチ(南ア在住)は審判資格レベル3を持っているが今後レベル4を目指しZW野球発展に寄与したいとの考え。そこで審判用具一式支援を要請してきました。それに対し、手に入ったものの内、南アのアメリコに1セット、ZWのモリス会長に充てて残りの審判用具段ボール2箱を送りました。(大前健治氏からカウンター10個の寄付を頂く。また、審判講習会参加に間に合うように南アのアメリコに先行して送った送料は正岡氏から寄付して頂きました。)

・ハラレ野球協会も、市内の中学高校で野球クリニックを開いています。コーチはジョン、審判もできるケルビンも活動に同行しています。

・自費で来日して日本の野球を体験したいと言っていたルーキー(ベテラン選手)の気持ちは相当本気だったようですが、シーズン真っ盛りの日本のチームの受け入れ態勢が整わないため、今回は断念してもらいました。

・6月、モリス氏は交通事故。頭をけがし、車の右側がかなり傷んでおり、自宅でひとり静養しているとのことでしたが、その後次第に回復、仕事に復帰。

・ドリームカップは2月に開催予定。