<野球場建設当時のジンバブエ野球ソフトボール協会会長のマルコム・バーン氏夫人>

 Face Bookにて受信 2013/12/9

マルコムの体調はあまりよくありません。4時間ごとに痛み止めのモルヒネを服用しています。それでも彼は野球の話に目がありません。とにかく、あなたが幸せなクリスマスを心から楽しみ、素晴らしい2014年を迎えられますように。(正岡さんがドリームパークの現状をお伝えしたところ、粘り強く交渉を続けてくれていることがとても嬉しい、とのことでした。)

 

 

以下は昨年11月に朝日新聞リオデジャネイロ特派員(ブラジル)の柴田真宏記者が

アフリカに出向いて取材して下さった、最近掲載の記事3件の要約です。

 

●2013.12.27「夢の野球場のこれから」柴田真宏@ハラレ(ジンバブエ)<要約>

 ジンバブエの首都ハラレに、1998年に完成した国内唯一の野球場がある。-

寄付金を集めて建てたのは、関西学院大ヘッドコーチの伊藤益朗さん(64)。トウモロコシ畑に野球場を造った米映画「フィールド・オブ・ドリームス」に憧れていた。94年に同国の少年野球チームが来日したニュースを見て、建設を決意した。球場は「ドリームパーク」と名付けられた。多くの選手がここで野球に打ち込んだ。アフリカのチームが集う国際大会が、3度開かれた。「まさにジンバブエの甲子園です」と、同国野球協会のムタサ会長は言う。

考える

かつてのDPゾーン6大会の写真?

 

その球場には今、近寄ることさえできない。(中略)土地所有者のハラレ市が、地元サッカークラブの求めに応じ、土地の使用許可を与えたためだ。

 2006年に封鎖され、現在まで使用許可を巡って法廷で争われている。

 遠くから眺めると、グラウンドには背丈ほどの草が生い茂っていた。「思い出が詰まった場所だけど、現実も見ないといけない」。新球場の建設を考えているムタサ会長は無念そうだ。ジンバブエ野球への支援を続ける伊藤さんは「残念だが、見守るしかない」。野球人の夢の行方が気にかかる。

 

●2014.1.7「エイズ予防 スポーツの力」柴田真宏@ハラレ(ジンバブエ)<要約>

アフリカのジンバブエで、スポーツを通じたエイズの予防啓発活動が進められている。高校野球の練習に合わせたエイズ講習会の開催のほか、エイズウイルス(HIV)陽性者を集めた女性サッカーチームも活動中。高いHIV感染率の改善を目指す同国の関係者は、スポーツの役割に期待を寄せる。

 

かつて国際大会開催のドリームパーク