<マンディ氏からのメール拾い読み2010.7~2011.1>

(少し長くなりますが、氏の気持が伝わってきます。)

 

<2010.7/19>

 今、ムタレで講習会を開いています。日本から送っていただいた用具を使っています。衣類の大半を今月30,31日のマスビンゴでの賞品にしようかと思っています。感謝。

 皆様の支援のおかげで、野球を続けられていることを、本当に感謝しています。そしてもっと多くの人々が野球を通して人生を楽しんでくれればと願っています。

 もし私に青山学院での研修のチャンスがもう一度与えられるなら、光栄に思います。ジンバブエの野球に日本の野球スタイルをしっかり取り込みたいと思います。

 

<8/16>

 高校の大会が終了した後、すぐにChiredziでのユースキャンプ(ジンバブエの聖書協会?scripture union キリスト教関係団体主催の)に向かわなければならなかったので、メールする時間がなく、すみませんでした。マスビンゴ州の若者に野球を紹介し、「HIV&AIDSが蔓延する中でも前向きに生きる」ことに関する話をすることができました。(マスビンゴの)学校や地域から、16歳から27歳までの若者が122人も集まりました。彼らは、その前の週、ムタレとマスビンゴで行った私達の活動を、ムタレのSt Josephs の先生から聞いていました。マスビンゴ州のこの地区近隣の、多くの学校の先生達は、野球を知りとても喜んでいました。今年末までにまた集まる予定です。

 送っていただいた13個の内、無税で受け取れる8個の小包を受け取ったというメールをしたと思います。正式に中身を精査してもらいました。受け取りが少し遅れたのは、ブラッチャーさんと地方に出ていましたし、ナショナルチームのキャンプ後、高校生大会にかかりっきりだったせいです。

 連絡が密に取れず申し訳なく思っていますが、いつも皆さんがジンバブエの野球や国民の事を思っていてくださることに対して心から感謝しています。                                   Mutendi から帰ってから3日間、少し腰を痛めていましたが、今は大丈夫です。休息をしっかりとらなかったせいだと思います。

 8月4ー5日ムタレでのZPSプログラムには行けませんでしたが、翌日は9時間バスに乗り、Chiredzi での集会には行きました。そこには多くの牧師や教員が集まり、野球とHIVプロジェクトに関して、我々と一緒に活動をしたいと熱心に語りました。その地域ではAIDSで命を落とす若者が多く、心を痛めている彼らは、野球のプログラムに関する良い点、特にキリスト教的アプローチが有効であると聞きました。

 もしジンバブエ会の皆さんの支援がなかったら、これらの人々は野球のことも知らなかったでしょうし、私がそこに招かれることもなかったでしょう。ぜひ、このすばらしいニュースを皆さんに伝えてください。ジンバブエ会と神に感謝します。私は自分の役目をとても誇りに思っています。毎日皆さんの事も祈っています。感謝しています。

 ブラッチャーコーチは、私達のプログラムを視察し、どのような支援ができるかを見に来られていました。グローブがもっと欲しいし、コーチ研修が必要であるとお願いしました。12月に、野球用具とコーチを連れてきてくださるでしょう。確約はできないけど、努力すると言われました。

 

<8/30>

 資金不足のため、8月27~29日に予定されていたregional games は中止、9月18、19日グウェルでの開催に延期されました。

 

<9/14>

 「588ドル受け取りました。小包をもらいに行きます。」とマンディから返信あり。(13包送った道具の内、税金がかかるために残しておいた分を受け取るため必要な費用を送金していました)

 

<10/8>

 代表者様 (多分アフリカ野球協会からジンバブエ野球協会代表者へ)

公式招待状:2011年9月3-18日にモザンビーク、マプトで開催される予定の第10回All-Africa Games において、デモンストレーションとして行われる野球(男子)、ソフトボール(女子)への参加を認めます。

ナショナルチームがこの第10回All-Africa Games 野球・ソフト大会に参加を希望し、また参加可能であるかどうかをお知らせ下さい。FRIDAY ICHIDE  Lieutenant Colonel (rtd)  Executive Director

 

<11/23>

 私(マンディ)は南アへ行く費用の半分で、Zim国内において、様々なキャンプや研修会が開けると考えています。(12月の南アキャンプはキャンセルしました。)

 ドリームカップは、ジンバブエ野球会からの支援を象徴するものとして伝えていますので、開会式で、JICA所長の川喜田さんに、日本からの寄付を紹介していただける機会がもうけられれば、と願っています。(ドリームカップへの日本人の出席は叶わなかったようです。)

 

<12/8>

 アメリカ人コーチのブラッチャーさんはジンバブエに到着し、以下のトレーニングキャンプの援助をしてくれる予定です。

12/11・12 Bulawayo  13・14 Gweru  16 Harare  17 - 19 Harare - DREAM CUP

20 & 21 Harare - National team training Harare

 

<12/9>

 (青山学院への野球留学に関して)私は野球に関して、特に「日本流」をもっともっと学びたいと思っています。もし青山学院のような大きな大学に合流させていただけたら、とても名誉に感じます。

 個人的には、アメリカの力強さより、技術的な面がたくさん含まれている日本の野球の方が好きです。現在の(ジンバブエの)若者、彼らの人格形成に本当に必要なものにマッチし、理想的なのは、日本人の謙虚さと文化です。

 私が留守にする間(日本に来ている間)の予定は調整できます。私の夢はずっと、「アフリカで、力のある良い指導者になることです。」この素晴しい“GAMEーBASEBALL”をプレイし楽しむ中で、ジンバブエのみならずアフリカの貧しい人々を良い状況に導きたいのです。

 

<2011.1/20>

 関西への1ヶ月弱の訪日が出来ると聞いて、私(マンディ)が日本でしたいこと。

中学、高校、大学他の練習、試合を見学すること。

できれば審判をさせてもらえると嬉しい。

大会運営、組織構造や設立に関する勉強など。

このような知識をジンバブエの状況と比較し、日本で学んだことを持ち帰りたい。