<マンディ氏から南アの村井洋介氏へ届いた今年4月のメール>

 

Dear Mr. Murai

Subjects: My trip to Japan

 日本への旅行をまた中止することになり、心からお詫びします。

 私が置かれている状況をご理解くださるよう、心からお願い致します。

 今回の件で支援してくださり、待っていてくれている伊藤さん始め、日本の皆さんに(村井さんの方から)説明をしていただけますよう、どうかお願い致します。

 仕事に戻らなくてはならなくなった理由ですが、元々は仕事先であるCharity Organization, “Do You Care Foundation”から、無給の休暇をもらえることになっていました。

母が深刻な病状になった時、日本に向け出発するまで、私は必要なだけ休みをとっても良いことになっていました。不幸にも母が亡くなったとき、ジンバブエと南アでかかった医療費を支払うことが困難な私を、その団体が助けてくれました。私は先ず日本へ行き、帰ってから借金を返済したいと望んでいました。しかし、NGOは支払いが終了するまで出国してはいけない、仕事を続けるようにと要請したのです。私が日本から帰ってこなくなることを恐れて。

彼らは、12月まで週に2日、私が野球やソフトボールにかかわれる時間を保証してくれています。10月末には、借金も弁済し終わる予定です。

 1月に計画して下さっていた予定通り、日本に行きコーチの勉強がさせていただける可能性がもしまだ残っているのなら、お願いしたいと思います。(知恵をお貸し下さい)

 私に出来ることは野球だけです。ですから、日本に行って、基礎からthe big league(プロ野球?)まで自分の目で見て学びたいと思っていたということは、どうか分かって下さい。野球やソフトボールを通じてジンバブエという国にプラスの変化を起こしたいのです。WBCで日本がアメリカに勝った試合を見て、嬉しくなりました。16歳以下の少女チームが8月にCzechへ行く前に、できるだけ多くの事を学びたいと思っていました。現在のところ、彼女達は知識もなく、コーチも用具も無い状況です。日本からボールやバット、グローブを持ち帰れたらなあ、と期待して、野球シーズンの開始を遅らせていたのですが・・・。 

 目下、自分は、ジンバブエ人がどれほど困窮しているかの情報を集める為に、主に、地方に出かけなければならないので、連絡をとるのが難しくなっています。電話もほとんどつながりません。TelOne gatewayではなく、Econet wireless を手に入れるべきかと。Yahooのアドレスは止めて、新しいアドレスにしました。村井さん、伊藤さん、正岡さん始め、皆様にご迷惑をおかけしたこと、心からお詫びいたします。  マンディより