事務局だより

伊藤益朗

 

●西川潤先生講演会「豊かさと貧しさ」を2月24日に開催し、84名の出席を得ました。先生には私たちの願いを実現して頂いたことに感謝し、その豊かな内容に大きな学びを得ました。

 

「貧しい人というレッテルを貼ったらその人と分断されてしまい、その人から学ぶことが出来なくなる。共に貧しいところを持ち合わせたもの同士として、共に心豊かに生きていく社会を作る為に、まず自分の生き方を変える事から始める。

 

上からの変革でなく、自ら立つ生き方を、自分も又他者も出来るよう自分の場所から進めていく。」

 

●ジンバブエの風6号に執筆して頂きました田口壮選手が大リーグの厳しい環境に勇敢に挑戦中です。御健闘を祈っています。

 

●4月27日から南アのプレトリアで開かれた南アの州代表全国大会に、ジンバブエチームが特別参加。6戦全敗も善戦。(村井氏と竹中氏の文章参照) 伊藤も応援に行き、今号執筆のスポーツライター竹中清氏と出会う。竹中清さんのコラムが連載されているインターネットマガジンをご覧下 さい。  http://www.ninomiyasports.com/nsports/more/takenaka/bn/index.htm

 

●竹中清さんの文章にありました住友金属と南ア野球の繋がり。当時の監督、四田勝康さんは今、京大準硬式野球部を指導されています。四田さんの勧めで一人の部員が青年海外協力隊野球隊員として4月にポーランドに出発しました。四田さんは、以前、夏の集いで会った隊員らのことを覚えていて今回勧められたようです。広がりを感じます。

 

●中古自転車の無償供与が暗礁に。ジンバブエ大統領選挙に絡むニュースなどから、現状では送った自転車が目的に沿って配布されない恐れがあると判断されています。6月に上京して財団法人自転車駐車場整備センター様に再依頼をしてきました。中止した訳ではなく、ジンバブエが安定したと判断できるまで延期したいということでした。

 

●ジンバブエナショナルチームから数名を日本に練習参加させたいと村井氏は希望し、方策を探っています。

 

●5月にはブラワヨでソフトボールのアフリカゾーン6の国際大会開催。エースのジゼラさんがオメデタで不在でしたが、新しい投手が貴重な経験をつみました。(村井氏と杉山世子さんの文章参照)

 

●3月のNHKスペシャルで白人農場の占拠に絡む暴力的社会に焦点を当てた報道があり、反響がありました。

 

●5月の毎日新聞で食糧不足から、50万人規模の飢餓の懸念と、エイズ感染者が25%を越えるという報道がありました。(P9参照)村井氏によると飢餓に関して、ハラレでは実感がないとのことでした。

 

●<夏の集い>にご参加ください。8月3日(土)2時~、織田美夜子さんのお話と懇親会。別掲案内を参照してください。

 

●村井氏、野球とソフトボール両協会の副会長、両方のナショナルチーム監督に。

 

●ホームページに新しいリンクが3つ出来ました。

 

覗いてみてください。<社団法人アフリカ協会><神戸コスモス><野球界国際化計画>

 

●第10回全国身体障害者野球大会が去る6月1日、2日の両日、グリーンスタジアム神戸で開かれました。今年はワールドカップの年で、韓国からも参加があり、国際的な大会に成長しました。神戸コスモスは公式戦の連勝を88に伸ばし、今年も優勝しました。

 

●会計報告は別掲してあります。