事務局便り

伊藤益朗

 

●このところ、同級生のほか、俳優や歌手の訃報が気になっています。尾崎紀代彦、地井武男、小野ヤスシ各氏らのほか、6月にザ・ピーナッツの伊藤エミさんが亡くなられたとの報道がありました。数々のヒット曲、それにシャボン玉ホリデー、ザ・ヒットパレード、若い季節などの若々しさに満ちた番組が思い出されました。TVなどから流れる当時の懐かしい歌声を聴くと、自分の十代の感情が蘇ってきました。お二人の若かった姿しか知らない私としては、彼女が事故などではなく既に71歳になって亡くなられたということに驚きました。私と同じ時代を生きた人が順にこの世の勤めを終え、他界されることに寂しさと感動を覚えます。

  

P6210128主に9人下にヘルメットとバット

 

●ジンバブエ野球会が始まって14年が経ちました。「ゆったり気長に応援する」という姿勢で始めましたので、計画性に欠ける面がありましたが皆様のご理解とご協力のお陰で、ジンバブエとの縁を現在まで継続することが出来ています。ありがとうございます。野球の楽しさを共有している仲間が遠いアフリカと日本に居て、互いに繋がっています。また、たくさんの人が、野球に取り組む中から何かしら学んでいます。心豊かな生活にささやかながらも寄与できれば嬉しく思います。これからも温かいご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。

●「冬の集い」は、去る1月29日に尼崎市労働福祉会館で30名の参加を頂き、開催しました。SDP研究会との共催であったため、活動的な参加者たちで賑わい、昨秋ジンバブエを訪問された岡田千あきさんのお話をお聴きしました。

内容は、ジンバブエでのマンディ氏の活動(HIV・エイズ啓蒙と野球普及を結びつけた方法)の視察報告や南アのDVなどの人権侵害の実状に関してでした。日本と随分事情が違う世界の状況に驚かされました。

●来る8月4日(土)に夏の集いでお話をして頂く、GWにジンバブエを訪問された渡邉さんと、2月に訪問された江頭先生と8月に訪問予定の九鬼さんは、野球を通してHIV&AIDSに関する広報と活動をするジンバブエ野球協会を支援するグループを創設される模様です。このようにエネルギッシュなグループが関わって下さることを歓迎したいと思っています。

●渡邉さんに託したデジカメとSDカードは、ジンバブエで便利に使ってくれているようです。特にデジカメは、防水・防塵仕様のものにしました。途上国では、一般用デジカメですと、砂などがカメラに入り、壊れやすいのだそうです。

●GWの訪ZWを前に渡邉さんとキャッチボールをしました。これがジンバブエで役に立ったかどうかは疑問ですが、野球仲間になりました。