●2012年6月1日から2013年5月31日までの会計報告は以下の通りです。2013年6月17日に会計監査を、河西秀和氏にして頂き、承認を得ました。

643,869前期繰越金

<入金>        <出金>

14,674夏・冬の集い黒字分863,980ジンバブエ送金(5回)

813,920年会費       52,300ジンバブエの風送料

                                              84,315ジンバブエの風印刷

                                              16,000ジンバブエ道具送料

           (828,594入金小計)              (1,016,595出金小計)

                                              455,868次期繰越金

 合計1,472,463                    合計1,472,463

2013年5月末の残高は、455,868円です。

◆「ジンバブエ支援」送金5回と野球道具郵送1回は以下の通り。

7月6日:151,850円(US$1,800.00)7月6~8日の女子キャンプへの支援と、

全国県立高校大会交通費、滞在支援費、食費等

9月28日:関西学院大学硬式野球部より頂いた野球道具一式発送送料16,000円

9月4日:244,640円(US$3000.00)9月分活動支援

12月27・28日:62,490円(US$672.52)国際野球連盟加盟金支払い

2月26日:150,000円(約US$1,560.00)2~4月活動支援

5月2日:255,000円(US$2478.40) 5~7日の18才以下トレーニングキャンプ及び監督ヘッドコーチのためのトレーニングと試験を支援

◆「日本国内」での経費 「ジンバブエの風28・29号」送料と印刷費、各2回

●7月23日~8月3日の間、正岡さんご夫妻、藤本正晴氏、江野村和哉氏が、ジンバブエを訪問予定です。その時に野球道具を持てるだけ持って行こうと道具の提供をお願いしたところ、次の皆様から温かいご協力を頂きました。㈱デサント、㈱大阪ホーマー、三瀬和義氏、江野村和哉氏、関西大学硬式野球部、姫路アイアンズ(ヤングリーグ所属)の皆様、ありがとうございました。4名のジンバブエ訪問者による持参のほかは、船便で順次送ります。ただ、今も無税でマンディ氏に手渡せる限度が、3ヶ月に付き385US$以内になっているはずですので、分けて送るように考えます。

●会員の石原豊一氏著の「ベースボール労働移民」(河出ブックス) 1,400円が、今年2月に刊行されました。関心のある方はご一読下さい。

記事紹介http://www.jica.go.jp/volunteer/outline/story/baseball/

  

●昨年9月29日に発送しました野球道具が、今年の2月下旬にジンバブエに着き、無事に受け取ったと、マンディ氏からメール(写真付)で連絡がありました。

関学大野球部他から頂いていた、コート、グローブ、硬式

の新球などです。感謝。

●会計報告の説明にあります、5月2日に送金した

255,000円の目的は以下の通りです。

日程:5月5日から7日

開催地:ビクトリア高校(マスビンゴ州)

参加選手は地元マスビンゴ7選手を含む、各地方から

計30名、役員は10名(除マンディ氏と事務局長)。

食事代と宿泊費は40人分、交通費は23人分(役員10名と地元選手7名の交通費は自己負担)

・このトレーニングキャンプの目的はふたつです。

1:18歳以下の男子のためのトレーニングキャンプ

2:マネージャーとヘッドコーチのためのトレーニングと検定

この2に関して、彼らは次のことをするための最善の方法を話し合います。

・選手の才能を見い出し、試合の中でのプランを決める ・海外の遠征や大会の準備

・リードしたり負けた時に、選手のやる気を起こさせる ・肉体的、精神的、技術的な準備

・コミュニケーションスキルとエイズについての認識  ・模範となる人(選手)の育成

これらは、ジンブバブエが試合に勝つためには、必ず実行されなければならないと思います。

●ジンバブエに野球場を作ろうと思いついたときの私は、子どもの頃に親しんだ野球を懐かしむように見ていました。私は今春から、関西学院大学硬式野球部のコーチをしていますが、私の方針としては、「あきらめない」「今ここの状況にまっすぐ向き合う」「今の自分に出来ることでチームに貢献する」などを部員に訴え、個人個人がより良い人に成長して社会に出て行って欲しいと考えながら毎日取り組んでいます。

一方、今ジンバブエで野球をしている多くの子どもたちは、無邪気に楽しんでいる人がきっと大半ではないかと想像しています。しかし、マンディ氏は野球を、貧しい子どもたちが平等に頑張れる場として、健全な情熱の対象として、エイズ知識啓蒙の場として、日本的な思いやりや協力精神などを学ぶ場と捉え、活用しています。そこからは一人一人のより良き人生や、将来のジンバブエをより良い国にしたいという願いと情熱が伝わってきます。

いつも力強いマンディ氏の行動力を驚きの目で見ていますが、今回送ってくれた今年の上半期の活動報告表の結果欄を見てみると、「人が集まらなかった」「延期」「80%失敗」などの言葉が並んでいます。たくさん勇気をくじかれる経験を重ねながらも、更に自分でエンジンをかけ直しているマンディ氏に学ぶこと大です。