南ア・州対抗全国大会に参加

2017年4月11日～16日(ヨハネスブルグ・マークスパーク)

ジンバブエ野球協会会長　モーリス・バンダ

　ジンバブエチームは、ブラワヨ・ハミルトン高校で事前キャンプを終えた後、4月11日イーグルライナーバスにて陸路、南ア・ヨハネスブルグへ向け出発した。選手16名、コーチ２名；ワシントン・ニカ、アメリコ・ジュマ、団体代表ウィンモア・ムバリリ。南ア国境も問題なく通過し、ブラワヨ出身の元野球選手Tawanda Mutandaが待つ場所に到着。その後、大会期間中滞在予定のMpitisに移動した。

　Mutandaが毎朝夕、試合会場Emarentia marks parkまでチームの送迎を行う予定だったが、車の大きさがチーム全員を運べるものではなく、コーチ達はUbaタクシーを利用することになった。大会は、4月12日午前8時開始、ジンバブエチームの第1試合は対Eden、降雨引分となった。（当日の第一試合はすべて引分に）公式の開会は午前11時に。12チームがGoldとGreenの2グループに分かれ、ZimbabweはGoldグループに入り、戦績は以下の通り。

第1試合；ジンバブエ対Eden　（降雨ノーゲーム）　

第2試合；ジンバブエ対Gauteng Bulls　5×10（負け）　

第3試合；ジンバブエ対Cape Win land 8×14（負け）　

第4試合；ジンバブエ対Mandela Bay　 8× 6（勝ち）　

第5試合；ジンバブエ対Gauteng Tigers 3× 3（引分）　

第6試合；(準　決　勝)ジンバブエ対Gauteng Bulls　 8×10（負け）　

第7試合；(３位決定戦)ジンバブエ対Cape Win land　14× 6（勝ち）　

　Goldグループでの結果(1勝2敗2分け)、ジンバブエチームは４位以内だったので、グループ内での決勝トーナメントの準決勝に進出、15/04/2017 Gauteng Bullsに8-10で惜敗。非常にタイトで興味深い試合となり、注目を集めたのはジンバブエチームだった。しかし審判団は多くの場面でジンバブエに厳しかった。例えば、南アチームに有利になるよう大会の規則は変更され、グループ内の３・４位決定戦を同日Western Cape wine landsと戦わなければならなかった。グループ・ステージでは敗れていたものの、今回は失敗から学び、審判団の策略に負けないよう彼らを退けなければならなかった。14-6で勝利し、Goldグループ内で銅メダルを獲得した。

　Katsaruware, Tanyaradzwaがマウンド上で素晴らしい仕事をし、全打者を最後までてこずらせた。Chibvure Ashlone, Chaibvaのような若い選手達はMajobo Brandon, Joel Tenderereを励まし活躍し、さらに一人の審判もその技量で観客をうならせた。

　チームはそこに移住しているジンバブエ人やその他の人々に確実に認知されつつある。また、地域の人々やチームのパフォーマンスを間近で観ている人々から圧倒的な支持をうけた。

　結論；すべての試合で敗れた昨年に比べると、ジンバブエ野球は大いに成長している。昨年の大会で経験した試合状況を想起し、事前のキャンプでそれに対応するトレーニングを取り入れた。コーチ達は試合に関する新しい知識を学び、チームは試合中のコンビネーションが上手くとれるようになっている。今後さらに適切な事前練習を重ねることにより、南ア国内のナショナル・カップに出場する機会も回って来るのではないか、と期待している。今回の遠征を可能にしていただいた皆様方に心から感謝申し上げます。

今回の参加者は以下の通り。

派遣役員：

Winmore Mubariri

Americo Juma 　　　

Washington Nyika

派遣選手：

Mudzingwa Eldon

Luxton Mavanga 　

Gamanya Mudiwa

Joel Tenderere

Hungwe Tanyaradzwa 　

Kachidza Godknows

Freddy Blessing

Majobo Brandon

Chaibva Courage

Tanyaradzwa Katsaruware 　

Chibvure Ashlone

Kutsanza Nathaniel

Ngulube Hloniphani

Kawadza Kelvin

Vincent Chaima

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