5月23日(土)に開いた報告会のとき、ツア-参加メンバ-で東京在住のため出席できなかった和田有二さんから報告会出席者への手紙を、和田さんの許可を頂いて掲載します。

 

皆様へ

 夢から覚めて早いもので2週間が立ちましたが、その後、皆様はいかがお過ごしでしょうか? 私は先週の土曜日・日曜日も出張で(5月9日の会議を休んだので)又、平日も連日連夜、馬車馬のように働いております。体調を崩す余裕すらありません。・・と言うより、あれだけ好きな事をしてたなら、疲れるはずがないと思います。 

 本当なら皆さんの分までビデオのダビングをすれば良かったのですがやっぱり忙しかったのでこの1本で今日のところは勘弁してください。必ず皆様の分はお送りいたします。写真は焼き増ししましたのでお送りしました。

 野球のビデオはカメラマンが良いのでバッチシですが、サファリは失敗しました。水牛の大移動がうまく映っていません。しかしながらアフリカの夕焼けと、ビクトリアの滝は自信作です。BGMの関西弁が多少邪魔してますが、特にビクトリアの滝は酔うほどに壮大で、圧巻です。少しでもあの思い出がこのビデオで思い出せたらなあと思います。

 帰ってから、一人でも多くの人にこの感動を知ってもらいたいと思うのですが、やっぱり言葉では言い表わせないような気がしてあまり話をしていないのが現状です。しかし、分かってもらえる人が少しでもいるなら、やはりこの体験は是非話をすべきだと思います。 冒頭で夢が覚めたと言いましたが、600人からの協力があり、ジンバブエに球場ができたこと・伊藤さんご家族の皆さん、藤本さん・浅尾さん・稲家さん・西村さん・岡崎と同じ思い出ができたこと・村井さんをはじめ、青年海外協力隊の皆さんと出会いお世話になり、一緒に子供の頃に戻ったように野球を心の底から楽しんだこと、そして夢がかなったことは事実であり、現実です。

 この体験は私の今後の人生にとって大きな影響をもたらすことでしょう。そして又、いつの日かとは言わず2~3年後には必ず行きましょう今日はそちらへはいけませんが、心は一緒です。これからもお体に気を付けて日々の毎日をお過ごしください。

 次回お会いして、ジンバブエの思い出話を皆さんと出来るのを楽しみにしています。

 PS・岡崎へカバン出てきたんか?

1998年5月 和田有二