第5回 2003年「ドリームカップ」野球大会

村井洋介

 

 

5州(プロビンス)参加の予定で開催も、Mashonarando West (Kadoma, Chegutu) 

マショナランドウエスト州(カドマ、チェグツ)チームが不参加で4州によるトーナメント

 

予選結果

1位 Matabeleland (Bulawayo) 3勝      

2位 Midlando (Gweru)                2勝1敗  

3位 Harare (Harare) 1勝2敗

4位 Manicaland (Mutare) 3敗

 

準優勝のグエルチーム

3位決定戦 Harare (Harare) 21―1 Manicaland (Mutare)

 

決勝戦 

Matabeleland (Bulawayo)  0 0 2  3 1 3  1 2 0    12

Midland (Gweru)                  3 0 0  0 0 0  1 0 1     5 

 

優勝 マタベレランド州(ブラワヨ)3位 ハラレ州(ハラレ)

準優勝 ミッドランド州(グエル)   4位 マニカランド州(ムタレ)   

 

大会最優秀選手 Muhlanguli Muguti (Gweru)

年間最優秀選手 Emmanuel Akufuna (Bulawayo)

大会優秀投手  Nelson Chaguwiza (Bulawayo) 

大会優秀打者  Trust Dube (Gweru)

大会優秀守備   Trust Dube (Gweru)

大会打点王   Shepard Shibanda (Bulawayo)

大会盗塁王     Fungai Gwaranda (Mutare) 

 

総評 今年も例年通り、盛大に行なわれた「ドリームカップ」。今回は各州代表チームでの大会としました。その結果、5年目にして初めてカップがハラレを離れる事となりました。

 

ブラワヨチーム念願の優勝のポイントは、先発メンバーの7人が「オールアフリカゲームズ」のナショナルチームメンバーであった事、二遊間の守備が非常に安定していた事、それに加えてセンターラインの投手、捕手、中堅手いずれもが、ナショナルチーム主要メンバーで占められており、現在のジンバブエ国内屈指の布陣でした。

 

その他には、ハラレチームの低迷、グエルチームの台頭が目を惹きました。ムタレチームはまだまだ他の地区と比べると見劣りしましたが、今後の活躍に期待します。来年は上記の4州の他に Mashonaland West、Mashonaland Centralを加えた6州での大会実現を目指します。大会後、22名の新ナショナルチーム候補選手が発表されました。